コーチングについて学び始んでいる方なら 多分、もう何度も目にしたり、聴いたことがある「エフィカシー」という言葉。
ゴールは設定した。 「エフィカシー」の意味も理解して、”セルフトーク”のコントロールや”アファメーション”、”ビジュアライゼーション”も毎日やっている。
だけど、なかなか行動が伴わないというという方は、もしかするとこの「エフィカシー」がまだちゃんと上がっていない可能性があります。
本記事では、
- 「エフィカシー」を上げる”おさらい”
- 上げないと”もったいない”「エフィカシー」
- もっと「エフィカシー」を上げる準備運動
についまとめてみました。
「エフィカシー」とは何か?”おさらい”
「エフィカシー」は”自己効力感”という日本語で置き換えらえることもあります。
意味は「ゴールを達成する自分の能力に対する自己評価」
文字通り、ゴールを達成するために必要なパワーです。
まずはこの意味をしっかりと押さえてください。
つまり「エフィカシー」には、
- 達成するゴールがあり(ゴールは未来にあり。過去のファクトや経験は一切関係なし)
- 自分の能力に対して(能力はたくさん眠っている。名前もついてない。名前を付けて、ガンガンたたき起こそう)
- 自己評価するもの(自分で自由に決めよし。言い方を変えると、他人に何と言われたとしても、全く関係なし)
というルールが含まれているのです。
上げないと「エフィカシー」が”もったいない”
繰り返しますが「エフィカシー」を上げるのに誰の許可もいりません。
自分でどんどん上げられるだけ上げてしまっていいのです。
上げるコツに一度気付けばガツンと解放できる、私たちの一人一人に備わった潜在能力です。
そんな「エフィカシー」をまだなんとなく適当に扱っているとしたならば、すごくもったいないと思いませんか?
”上げるも下げるもあなた次第”なのが「エフィカシー」です。 遠慮せずに上げましょう!
「エフィカシー」を上げる準備運動
準備運動
たくさんあるように見えますが、細かく区切っているだけです。
※書くものを用意します(ノートとボールペンなど)。
- 自分の売り、すごいこと、得意なことなどを思いつく限り書き出します。
- 現在形で書き、書いたら声に出して読みます。
- どこに何を書いいて自由、順番も気にしない。重複する?と思ってもとにかく書き出します。
- 過去の記憶から探そうとすると思いますが、今、これからのことでも構わない(例えば、この準備運動を真面目にやっている自分がすごいとか、心からやりたいゴールに関して考え始めている自分がすごいとか)ので書き出します。
- 書きだした紙はすぐ目につくところに置き、ひらめいたら書き足していきます。
- ある程度の数を書き出して、あまり字が汚かったり小さかったりで、見直したときに書き出した事柄をパッと思い出せないのであれば、別の紙に清書します(ポストイットなどに書き出して目に付くところに貼っておくのもいいです)。
- 以上を何日間か続けます(続けている間、無意識で”すごいこと”を探していると思います)。
※”セルフトーク”や、”アファーメーション”、”ビジュアライゼーション”など、「エフィカシー」を高める本格的なワークの前に書き出したことをさっと見てから始めます。
説明
プロのコーチからコーチングを受けた方は、既に類似のワーク(準備運動)をしたかもしれません。
時間を十分に取ってワークができていれば問題ありませんが、もし「以前のことだし、忘れてしまっているなぁ」くらいならもう一度やってみる価値はあります。
セルフコーチングで始めた方は、自分のすごいところを書き出すワークは慣れないことだと思います。
そのため、ワークが思うように進まず、あれこれ考えた末に他人に意見を求めたり、
過去に人に言われた事柄を思い出すだけでなんとなく作業を終えている方も多いのではないでしょうか?
この準備運動は、過去に他人からすごいと評価されたことを思い出して、拠り所とする作業ではありません。
他人や世間の評価や価値観から離れ「自分自身ですごい!」と思えること見つけ、誰が何と言おうが自分にはたくさんの「できる能力、すばらしい能力がある!」と確信を強めることが狙いです。
例えば「早食いがすごい!」とか「初対面の人とすぐに打ち解けて仲良くなれる!」など、他人にその価値が説明できないこと、自分だけがひそかに思っていることがたくさん入ってきてよいのです。
そのことが、ゴールの達成に関係しているかどうかや、お金に変かわる価値があるかどうかも考えなくて大丈夫です。
最後に
準備運動も”WANT TO”でやるのが苫米地式コーチングです!
リラックスした状態で、好きな音楽をBGMにかけながら準備運動に取り組んでみてくださいね。