[秘密あり]コーチング用語を英語のままで学ぶのが正解な理由

Blog

✔読者の悩み

  • エフィカシーなど、コーチング用語はなぜ英語が多いのか?
  • 日本語に訳して覚えてはいけないのか?
  • わかりやすく覚えるにはどうすればいいのか?

こういった疑問にお答えします。

 

✔本記事の内容

  • コーチング用語で英語(カタカナ英語)が多用される理由についてお答えします
  • 日本語にあえて訳さない理由
  • カタカナ英語のままわかりやすく覚える方法

 

✔著者の経験

この記事を書いている私は、
1.プロコーチ歴5年
2.トレーナー歴15年

こういった私が解説していきます。

1.コーチング用語で英語(カタカナ英語)が多用される理由についてお答えします。

その①英語圏(米国)で開発された

エフィカシー、コンフォートゾーン、スコトーマなど、コーチングを学び始めると、
目にする英語(カタカナ英語)の多さにとまどう方も多いのではないでしょうか?

日本語でコーチング学ぶ場合でもカタカナ英語が多用されるのは、

コーチングは米国で、英語を母国語とするコーチや心理学者達によって1970年代に開発され、
米国から欧米言語圏に広まったからです。

(軍のエリート特殊部隊や政府機関、トップ企業にも導入・採用され、世界で毎年200万人以上が受講する自己啓発プログラムです)

その②日本に入ってきた時に対応する適切な日本語がなかった

本格的なコーチングが日本へ紹介されるようになったのは2008年頃ですが、世界最先端の認知科学の知見が加えられた内容になっており、訳として使える適切な日本語がありませんでした。

 2.日本語にあえて訳さない理由

その①無理に訳してニュアンスが変わってしまう

私がコーチングを全くの初心者の方向けに説明する場合は、親しんでもらいやすいよう、できるだけカタカナ英語や専門的な用語を避けるようにしています。

ですが、きちんとした講座内では、少し難しいかな?と思ってもカタカナ英語のコーチング用語を使います。

ではなぜ、コーチング書籍やきちんとした講座ではカタカナ英語のまま使うのでしょうか?

それは無理に日本語に訳することで、用語本来の意味が損なわれ、間違った内容でコーチングが理解される恐れがあるからです。

例えば
「エフィカシー」という言葉の場合。
「高いエフィカシー」や「エフィカシーを下げない」などど使われます。

「エフィカシー」の定義は「ゴールを達成する自分の能力の自己評価」ですが、「エフィカシー」を、「自己肯定」や「自己評価」のように日本語に置き換えてインプットしてしまうと、そこに含まれている「ゴール」と「自己評価」との重要な関係性が抜け落ちる可能性があります。

「高い”自己肯定”」では”未来のゴール”の存在が切り離され、今の状態が続く自分のままを認める」ことになり、意味が逆になってしまいます。

これでは、コーチングを学んだことが逆効果になってしまいます。

この例は極端かもしれませんが、正しく学ぶためには大切なポイントです。

その②日本で使われるコーチング用語は和製英語になっている

日本に導入された本格的なコーチングは、日本語圏、アジア文化圏の人たちにも親しみ易いように内容がブラッシュアップされたものが導入されています。

そこで使われているカタカナ英語は、より効果的にコーチングが理解されるよう様々な角度から検討され、あえてそのまま使うように意図されているのです。

逆にカタカナ英語ののまま使用するよりも日本語に置き換えたほうが使い良いとされた言葉もあります。

例えば”抽象度”という日本語。

これは苫米地博士が日本語圏でコーチングを学ぶ人達向けに”Levels of Abstruction”から造語した用語です。

つまり、カタカナ英語がとっつきにくいからと、勝手な言葉に置き換えて学ぶことで、かえってコーチングの理解実践から遠ざかるリスクがあるのです。

3.カタカナ英語のままわかりやすく覚える方法

コーチング用語は、カタカナ英語のまま学ぶほうがよいと書いてきました。

そうはいっても慣れないカタカナ英語を使って、新しいこと学ぶのは慣れるまで結構大変です(よく、分かります)。

では、どうすればいいか、おススメは次の2つです。

その①苦手意識を払拭する(英語嫌いの方向け)

既に書いた通り、日本に導入された本格的なコーチングは、日本語圏、アジア文化圏の人たちにも親しみ易いように内容がブラッシュアップされたものが導入されています。

ということは使われているカタカナ英語は、”和製英語”です。

”和製英語”なら他にもたくさん使っているので、落ち着きますよね!

その②用語が持つ意味の広がりをイメージで感じる

例えば「エフィカシー」ならまずは言葉の定義通り、「ゴールを達成する自分の能力の自己評価」
と覚える。

次に、もし「エフィカシー」を五感で感じるなら、どんな色をしていて、温かさで、どんな触りごごちで、「ゴール」を包んでいて、いつ見ても生き生きしている○○さんの「エフィカシー」はこんな見え方かな。。。のようにイメージとして感じてみる。

そうすることで他の言葉との結びつきも、より効果的に新しいことを学ぶことができるはずです。

まとめ

今回は

・コーチング用語にカタカナ英語が多い理由、

・日本語に訳さない理由、

・より効果的に学ぶ方法

をまとめてみました。

もっと楽しくコーチングを学ぶたい方は試してみてください。

以上です。

さらに深くコーチングについて知りたい方はこちらの書籍がおススメです!

タイトルとURLをコピーしました