子供たちが未来に生きる力を育む

子供たちが未来に生きる力を育む

ShigeCoです。

昨日、広島市内で開催された「第3回 子育てシンポジウム」に講師の一人として登壇させていただきました。

テーマは「未来へ生きる力を育むためのコツ」。 各方面で活躍中の講師が順に登壇し、それぞれの経験と専門知識に基づいた深く温かみのあるお話をされ、参加者の皆様は熱心に耳を傾けておられました。

ShigeCoは「生きる力」とはなにか? それは「どう育まれる」のか?を切り口にお話をさせていただきました。



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子供も大人も「生きる力」を手に入れるためには、まず「未来に自分はこうなりたい、こいう世界を作りたいと願うこと」が必要です。

現在、人間がしている仕事・労働の大部分はAI/ロボットに置き換わります。

生きるために必要な労働の為の時間が短縮され、自由な時間が増え、物質的には豊かになった社会で「自分は何のために生きるのか?」という「生きるための意義」の欠乏状態がますます強まることでしょう。

「生きるための意義」とは「他者が決めるのではなく、自分が心から望む生きる目的」です。

「自分が心から望む生きる目的(目標)、つくりたい世界」が現状とはかけ離れた大きなのもので、「その目標を達成することができる自分の能力に対する自信」がしっかりと持てていれば「生きる力」はより大きくなります。運動ホルモンの一種であるドーパミンが脳内で放出され、いきいきと活力に満ちている状態です。

では、未来に対する自分の能力に対する自信・希望はどこにあり、いつ、どうやって育まれるのか?

それは”ココロ(心と脳)”にあり、子供時代に多くの固定的なパターンが形成され、子供たちの”ココロ”の育成に大きな影響を与えるのは親、先生など子供たちのまわりの大人たちです。

なので、親や先生など(子供にとって”権威”ある存在である)大人たちは子供たちの”ココロ”に「生きる目的を達成することのできる自分の能力に対する自信」がどんどん育つよう接する必要があります。

より具体的な接し方としては、

・子供の能力を信じ、信じていると声をかける、
・子供の能力がさらに広がるよう、誉め言葉や励ましなどを通じて働きかける夢・未来、やりたいと思っていることを否定しない
・親(や先生など)自身が夢・目標を持ち、いきいきと生きる姿を子供に見せる
・もし、他人を傷つけたり、他人の自己責任能力を下げる(ことで自己肯定感を維持する)行動等があれば、本人へ注意し、理由も伝え、それらに対して以後どのようにしたいかを子供に考えさせる(一緒になって考える)

ことが挙げられるでしょう。

子供たちの”ココロ”の中に「自分の能力に対する自信・希望」が十分に増えれば未来に描く自分と、つくりたい世界の姿はさらに大きく、イメージしやすくなります。同時に、自分で考え、望む世界の実現に向け主体性を持って生きるのだという自己責任感も育ちます。

子供が自分の能力に自信を持ては、本人が心から達成したい目標と世界へ進むために必要な勉強やトレーニング方法などは自分で探すようになります。 他人から見ると努力に見えることも、本人にとってはやりたくてやっていることになります。

どうでしょう、未来に対して生きる力を育むコツ。。。

それは、親や周りの大人が子供たちにあれこれ自分たちの既存の知識や価値観を伝えようとする(何がおこるか、何が重要になりうるかがますます予想し得ない未来の世界なのに、子供たちから自分で判断して前に進む力を奪いたくはないですよね?)のではなく、科学に基づいた正しいやり方で、愛情をたっぷりとそそいであげることではないでしょうか。